こんにちは、トラベルライターのShogoです。今回は、ベトナム中部の人気観光地・ホイアンの魅力をたっぷりと味わえる、おすすめの観光モデルコースをご紹介します。世界遺産の古い町並みや、ローカルグルメ、美しいビーチなど見どころ満載のホイアン。その魅力を存分に堪能できる、充実の旅プランをご提案しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ホイアンの概要と見どころ
ホイアンは、ベトナム中部のクアンナム省に位置する人口約12万人の都市です。15〜19世紀にかけて国際貿易港として栄え、各国の文化が融合した独特の街並みが形成されました。
1999年には、古い町並みが「ホイアン古都」として世界文化遺産に登録。黄色い壁の家屋が立ち並ぶ景観は、まるでタイムスリップしたかのよう。昼は趣のある古い町を散策し、夜はランタンの灯りに照らされた幻想的な雰囲気を楽しめます。
また、ホイアン近郊には美しいビーチが点在。エメラルドグリーンの海と白い砂浜のコントラストは、ため息が出るほどの絶景です。
ホイアンの名物料理も見逃せません。「ホイアン名物 カオラウ」と呼ばれる豚肉入りのうどんや、ホイアンの名産品であるシルク、ランタンなどのお土産選びも旅の楽しみの一つ。
ダナン国際空港からホイアン市内までは車で約45分。ベトナムを代表するリゾート地として、国内外から多くの観光客が訪れています。
3泊4日ホイアン観光のモデルコース
1日目:ダナン空港到着 ホイアン旧市街の散策
ダナン国際空港に到着したら、専用車または路線バスでホイアン市内へ。宿泊ホテルにチェックインし、荷物を置いたら、さっそく観光へ出発です。
まずは、世界遺産の「ホイアン旧市街」を散策しましょう。黄色い壁の古民家が立ち並ぶ景色は、まさにベトナムの原風景。歩くだけでタイムスリップしたような気分を味わえます。
スポット名 | ホイアン旧市街 |
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見どころ | 黄色い壁の古民家が立ち並ぶ世界遺産の景観 |
アクセス | ホイアン市内中心部 |
所要時間 | 2~3時間 |
旧市街の中心部にある「日本橋」は、江戸時代の日本人が建設したと伝えられる木造の橋。橋のたもとには、橋を渡ると幸せになれると言い伝えがあるんですよ。
散策の途中で、名物料理の「ホイアン名物 カオラウ」を味わうのもおすすめ。米粉で作った麺に、豚肉やエビ、野菜を炒めたものを載せた一品は、ホイアンに来たら外せません。
グルメ名 | ホイアン名物 カオラウ |
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おすすめ店 | ミースアン、フーン |
予算 | 30,000~50,000ドン(約150~250円) |
夜は、幻想的なランタンの灯りに照らされた旧市街の雰囲気を満喫。川沿いのバーでビールを片手に夜景を眺めれば、初日の締めくくりにぴったりです。
2日目:シルク村とビーチでリラックス
2日目は、朝から「ホイアン シルク村」へ。ホイアン近郊の小さな村で、伝統的なシルク作りの工程を見学できます。
スポット名 | ホイアン シルク村 |
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見どころ | シルク作りの工程見学、シルク製品の販売 |
アクセス | ホイアン市内からバイクまたはタクシーで約30分 |
所要時間 | 1~2時間 |
糸を紡ぐところから染色、織りまでの過程を間近で見られるのは貴重な体験。できたてのシルクのスカーフなどのお土産品の購入もできますよ。
昼からは、ホイアンビーチへ移動。ホイアン旧市街から自転車で行ける距離にある美しいビーチで、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
スポット名 | ホイアンビーチ |
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見どころ | エメラルドグリーンの海と白い砂浜 |
アクセス | ホイアン旧市街から自転車で約15分 |
所要時間 | 3~4時間 |
のんびり海を眺めたり、ビーチでランチを楽しんだり。非日常感あふれるリゾート気分を味わえること間違いなしです。
3日目:バイクで行く!ミーソン遺跡とホイアン近郊の村巡り
3日目は、少し足を伸ばして「ミーソン遺跡」へ。ホイアンから車で約1時間の場所にある、チャンパ王国時代の遺跡です。
スポット名 | ミーソン遺跡 |
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見どころ | 煉瓦造りの寺院跡、チャンパ王国の歴史 |
アクセス | ホイアン市内からバイクまたは専用車で約1時間 |
所要時間 | 2~3時間 |
入場料 | 150,000ドン(約750円) |
7世紀から13世紀にかけて建立された寺院跡が点在し、独特の雰囲気を醸し出しています。東南アジア最大級の遺跡で、1999年に世界遺産にも登録されました。
遺跡の後は、ホイアン近郊の村を巡る「ホイアン バイクツアー」がおすすめ。のどかな村の風景を眺めながら、ローカルな雰囲気を満喫できます。
ツアー名 | ホイアン バイクツアー |
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内容 | ホイアン近郊の村をバイクで巡るガイド付きツアー |
所要時間 | 3~4時間 |
料金 | 1人あたり約20~30ドル |
水牛が草をはむ田園風景や、ヤシの木が連なる道。ゆったりとしたひとときを過ごせるはずです。
夜は、ホイアンの名物「ホイアンランタン」作り体験もおすすめ。色鮮やかなランタンに絵付けをして、世界に一つだけのお土産を作ってみては。
4日目:お土産選びとダナンへ
最終日は、お土産選びにぴったりの「ホイアン中央市場」へ。旧市街から徒歩5分ほどの場所にある、地元の人々で賑わう市場です。
スポット名 | ホイアン中央市場 |
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見どころ | 地元の食材や雑貨、お土産が一堂に会する市場 |
アクセス | ホイアン旧市街から徒歩約5分 |
所要時間 | 1~2時間 |
乾燥ライムやマンゴー、ベトナムコーヒーなどのお土産選びにもってこい。値段交渉を楽しみながら、お気に入りのアイテムを見つけてくださいね。
市場の散策を終えたら、ダナンへ移動。ダナン国際空港からベトナムを後にします。帰りの飛行機までは、ダナンの人気ビーチ「ミーケービーチ」で最後のリラックスタイムを過ごすのもおすすめですよ。
ホイアン旅行の服装と注意点
ホイアンは基本的に1年を通して高温多湿。12月から3月頃までは比較的涼しいものの、日中は30度を超えることも。
旧市街の散策やビーチでのんびり過ごす際は、日差し対策が必須。帽子やサンバイザー、日焼け止めを忘れずに。サンダルなど歩きやすい靴も重宝します。
雨季の9月から11月頃は、スコールのような豪雨に見舞われることもあるので、折り畳み傘も手放せません。
また、旧市街内は、オートバイの通行量が非常に多いのが特徴。道を渡る際などは、十分に気をつけましょう。
まとめ
世界遺産の古都ホイアンは、まさにベトナムを代表する観光地。趣のある古い町並みに、美しいビーチ、本場のベトナム料理と、見どころが満載です。
黄色い壁の家屋が連なる景色を眺めたり、ホイアン名物料理を味わったり。ゆったりとした時間の流れの中で、非日常のひとときを過ごせるはずです。
シルク村やミーソン遺跡などホイアン近郊へ足を伸ばせば、旅の思い出もさらに深まるでしょう。
太陽の日差しを浴びながら、ベトナムの魅力を体感する。そんな特別な旅が、ホイアンでは待っていますよ。