映画の都として知られるロサンゼルスは、ハリウッドの映画スタジオやセレブの豪邸、美しいビーチに絶景スポットなど、見どころが盛りだくさん。世界中から観光客が訪れる人気の旅行先です。
でも、ロサンゼルスを満喫するのに何日必要なのでしょうか?おすすめの旅行シーズンはいつ頃?気になる旅行費用は?
この記事では、ロサンゼルス3泊5日のモデルコースをご提案。短い滞在でもハイライトを効率よく巡れるプランをご紹介します。合わせて、旅行時期や費用、ロサンゼルスの魅力についても解説。あなたの旅行計画づくりに役立ててくださいね。
ロサンゼルス旅行の基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
おすすめ旅行日数 | 3泊5日 |
ベストシーズン | 3月〜5月、9月〜11月 |
平均的な旅行費用 | 1人15〜25万円程度 |
ベストシーズン
ロサンゼルスは年間を通して温暖な気候ですが、特に旅行に適しているのは3月〜5月、9月〜11月。この時期は気温が過ごしやすく、雨も少ないので観光に最適です。
6月〜8月の夏は気温が高く、観光客も多いのでホテル代などが高騰します。12月〜2月の冬は比較的穏やかですが、雨の日が多くなります。
とはいえ、ロサンゼルスの魅力を存分に味わえるのはこの時期。イベントも多く、クリスマスのイルミネーションやセールを楽しめますよ。
費用感
ロサンゼルス3泊5日の旅行には、平均して1人15〜25万円程度の費用が必要です。
内訳は、往復航空券が8〜12万円、ホテル代が3〜6万円、食事代や移動費、アクティビティ代などで4〜7万円が目安。シーズンによって変動はありますが、ざっくりとした予算感はこんな感じです。
ただし、リッチに過ごしたい方はもう少し多めに、節約して旅したい方はもう少し安く抑えることもできるでしょう。
また、アメリカはチップの文化があるので、サービス料としてレストランでは会計の15〜20%、ホテルのポーターやハウスキーピングには1〜5ドル程度を渡すのが一般的。これも旅行費用に組み込んでおきましょう。
ロサンゼルス3泊5日モデルコース
1日目:ロサンゼルスに到着
ロサンゼルス国際空港に到着したら、まずは市内中心部へ。空港からは、Uberなどの配車サービスやバスを利用して移動しましょう。
チェックインまでの時間は、ダウンタウンを散策してみては?ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールやグランド・セントラル・マーケットなどを巡るのがおすすめですよ。
夜は、ホテルの周辺で夕食を食べてゆっくりと休養。明日からの観光に備えましょう。
2日目:ハリウッドを満喫
2日目は、ロサンゼルスの超定番スポット、ハリウッドを1日かけて満喫!
まずは、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムから。セレブの手形が並ぶ通りを散策しながら、有名俳優のプレートを探してみてください。
次に向かうのは、ドルビーシアター。アカデミー賞の会場としても有名な映画館です。ツアーに参加すれば、授賞式の舞台裏を見学できますよ。
昼食は、ハリウッド・ボウルの近くにあるレストランがおすすめ。ロサンゼルスならではのヘルシーな料理を味わってみては?
午後は、TCL チャイニーズ・シアターやマダム・タッソー館を見学。そしてハリウッドサインを見に、ハイキングに出かけましょう。頂上からはロサンゼルスの大パノラマが広がりますよ!
夜は、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールでロサンゼルス・フィルハーモニーの演奏を。至福のひとときを過ごせます。
3日目:ビバリーヒルズとビーチ巡り
3日目は、セレブの街ビバリーヒルズから始まります。ロデオドライブをショッピング気分で散策したら、高級住宅街を抜けてビバリーヒルズ・サインへ。ここからの眺めは最高ですよ。
昼食はThe Ivy Restaurantがおすすめ。テラス席は旬のセレブに会えるかも!?
午後は、サンタモニカ・ビーチへ。海沿いをサイクリングしたり、サンタモニカ・ピアの遊園地を訪れたり、海の家でリラックスしたり。思い思いの時間を過ごしてみては?
夜は、ベニスビーチでサンセットを眺めながらのディナー。ロマンチックな雰囲気に身を委ねましょう。
4日目:テーマパークか郊外へ小旅行
4日目は、ユニバーサル・スタジオかディズニーランド、はたまたロサンゼルス郊外への小旅行など、お好みでアレンジしましょう!
ユニバーサル・スタジオは、人気映画の世界観を再現したアトラクションが魅力。スタジオツアーにも参加できますよ。ディズニーランドは、言わずと知れた夢の国。パークでしか買えないグッズやフードも要チェック!
一方、ロサンゼルス郊外にもおすすめスポットが盛りだくさん。パサデナは歴史ある建築が美しい街並み、サンタバーバラは地中海風の雰囲気が漂うリゾート地として有名です。
また、セドナの大自然を体感できるジョシュア・ツリー国立公園や、西部劇の世界に浸れるパイオニア・タウンなど、日帰りでも訪れやすい観光地もたくさんありますよ。
5日目:お土産を買ってロサンゼルスを後に
最終日は、帰国の準備をしつつ、お土産探しなどをしてロサンゼルスの旅を締めくくりましょう。
ロサンゼルスのお土産といえば、ハリウッドサインのグッズやスターの写真集、ディズニーグッズなどが定番。LA発のコスメブランドも女性に人気ですよ。
空港までは時間に余裕を持って移動を。お土産の準備やチェックインを済ませたら、いよいよロサンゼルスにさよならです。
忘れられない思い出をたくさん胸に、帰路につきましょう。
ロサンゼルス旅行の服装と持ち物
ロサンゼルス旅行の際は、基本的には薄手の羽織れるものがあると便利です。日中は半袖で大丈夫な陽気ですが、朝晩は冷えることも。
また、歩きやすい靴は必須。観光では1日中歩き回ることも多いので、スニーカーやサンダルがおすすめです。
ビーチに行くなら水着や日焼け止めも忘れずに。サングラスや帽子もあるとよいでしょう。
持ち物としては、スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなどのガジェット類は必需品。海外旅行保険の加入も忘れずに。
あとは、クレジットカードや現金、パスポートなどの貴重品の管理にも気をつけましょう。
ロサンゼルスの魅力とは
最後に、ロサンゼルスの魅力についてご紹介します。ロサンゼルスといえば、一般的にはハリウッドやビバリーヒルズのイメージが強いかもしれません。もちろんそれらは外せない見どころですが、ロサンゼルスの魅力はそれだけではありません。
まず挙げられるのが多様性。ロサンゼルスには世界中から人々が集まっているので、多国籍な文化を感じられるのが魅力です。リトル・トーキョーやコリアタウン、ジャパニーズ・ビレッジなどを訪れると、まるで外国に来たかのような気分を味わえます。
また、自然の豊かさも特筆すべきポイント。ロサンゼルスは海や山に囲まれた地形で、ビーチではマリンスポーツ、山ではハイキングを満喫できます。都会にいながら大自然も堪能できる、贅沢な環境が整っているのです。
そして、ロサンゼルスの魅力は芸術にも表れています。ゲッティ・センターやロサンゼルス・カウンティ美術館など、有名美術館が点在。個性的なアート作品との出合いは、旅の思い出を彩ってくれることでしょう。
このように、ロサンゼルスは見る・遊ぶ・感じるが詰まった、魅力あふれる街なのです。
まとめ
これまで見てきたように、ロサンゼルス3泊5日の旅は見どころ満載。ハリウッドの歴史を堪能し、お洒落な街並みを散策し、リゾート気分も満喫できる、欲張りな旅になります。
とはいえ、3泊5日ではすべてを回るのは難しいかも。その分、旅の思い出はギュッと濃縮されたものになるはずです。
シーズンは3月〜5月、9月〜11月が狙い目。費用は1人15〜25万円ほどみておけば、ある程度ゆとりのある旅が実現できるでしょう。
もし時間に余裕があるなら、ロサンゼルス4泊6日や5泊7日、7泊9日のプランもおすすめ。ラスベガスなど、他の都市とのセットプランも人気ですよ。
「ロサンゼルスは治安が悪い」というイメージから、特に男性の一人旅には不向きと思われがちですが、リッチな街並みが楽しめるので、むしろおすすめ。ただし、スリなどのトラブルには十分に気をつけましょう。
ロサンゼルス3泊5日の旅、心踊る時間を過ごせること間違いなしです!ぜひ参考にして、あなただけのベストプランを立ててみてくださいね。