こんにちは、トラベルライターのShogoです。今回は、静岡県の西伊豆エリアを満喫する1泊2日のモデルコースをご紹介します。東京からわずか3時間ほどで行ける西伊豆は、美しい海岸線と温泉、新鮮な海の幸が魅力の人気観光地。ダイナミックな自然の中でアクティビティを楽しんだり、のんびりと温泉に浸かったり。見どころ満載の西伊豆の旅をご提案しますので、ぜひ週末旅行の参考にしてみてくださいね。
西伊豆の概要と見どころ
西伊豆は、静岡県伊豆半島の西海岸に位置するエリア。南側は太平洋に面し、黒潮の影響で温暖な気候に恵まれています。変化に富んだ海岸線と、海と山の幸が魅力の人気の観光地です。
なかでも、断崖絶壁が続く「堂ヶ島」は、西伊豆を代表する景勝地。柱状節理の岩肌が織りなす雄大な景色は、まさに圧巻の一言です。遊覧船に乗れば、海から眺める絶景を楽しめますよ。
土肥温泉や戸田温泉など、歴史ある温泉地も点在。日帰り入浴もできる施設が多いので、観光の合間に立ち寄るのもおすすめです。
西伊豆の玄関口となるのが、東名高速道路の沼津ICです。東京から約2時間、名古屋からは約3時間半とアクセス良好。電車なら、JR特急スーパービュー踊り子号で東京駅から約2時間40分で修善寺駅に到着します。
西伊豆1泊2日モデルコースの概要
1日目:堂ヶ島観光と土肥温泉
東京を朝7時頃出発し、東名高速道路を利用して西伊豆へ。途中、沼津ICで降りて、国道136号線を南下します。
まずは、西伊豆の絶景スポット「堂ヶ島」を目指しましょう。駐車場に車を停めたら、遊歩道を歩いて海岸沿いを散策。断崖絶壁と海のコントラストは、深呼吸したくなるほどの絶景です。
スポット名 | 堂ヶ島 |
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見どころ | 柱状節理の断崖絶壁、荒波が織りなす絶景 |
アクセス | 沼津ICから車で約1時間 |
駐車場 | あり(有料) |
所要時間 | 1〜2時間 |
堂ヶ島といえば、ダイナミックな地形を間近で楽しめる「堂ヶ島遊覧船」がおすすめ。断崖絶壁の間を縫うように進む、スリル満点の船旅を体験できます。
アクティビティ名 | 堂ヶ島遊覧船 |
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内容 | 堂ヶ島の断崖絶壁や海蝕洞を巡る遊覧船 |
料金 | 大人1,400円、小人700円 |
所要時間 | 約25分 |
昼食は、堂ヶ島周辺の海鮮料理がおすすめ。新鮮な地魚を使った舟盛りや海鮮丼を、絶景を眺めながら味わえるのは格別です。
午後は、歴史ある温泉地「土肥温泉」へ。戦国時代から続く由緒ある温泉で、町並みを散策するだけでもタイムスリップしたような気分に。
スポット名 | 土肥温泉 |
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見どころ | 戦国時代から続く歴史ある温泉街、レトロな風情 |
アクセス | 堂ヶ島から車で約30分 |
駐車場 | あり(無料) |
土肥温泉には、日帰り入浴できる施設が点在。なかでも「土肥金山」は、江戸時代の金山跡を利用した野趣あふれる温泉施設です。
温泉施設名 | 土肥金山 |
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泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 |
料金 | 大人800円、小人400円 |
営業時間 | 10:00〜21:00 |
金山跡を再現した洞窟風呂は、まるでジブリ映画に出てきそうな雰囲気。昔ながらの雰囲気を味わいながら、ゆっくりと温泉を楽しんでくださいね。
夜は、土肥温泉街の旅館に宿泊。西伊豆の海の幸を使った料理に舌鼓を打ちながら、1日目の余韻に浸りましょう。
2日目:雲見海岸シュノーケリングと戸田港グルメ
2日目は、美しいビーチが続く「雲見海岸」へ。透明度の高い海は、シュノーケリングやダイビングのメッカとしても人気です。
スポット名 | 雲見海岸 |
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見どころ | 透明度の高い美しい海、シュノーケリングスポット |
アクセス | 土肥温泉から車で約20分 |
駐車場 | あり(有料) |
雲見海岸では、シュノーケリング体験がおすすめ。初心者でも安心して楽しめるよう、インストラクターが丁寧に指導してくれます。
アクティビティ名 | 雲見海岸シュノーケリング |
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内容 | インストラクター指導付きのシュノーケリング体験 |
料金 | 1人あたり5,000円程度 |
所要時間 | 2時間程度 |
カラフルな熱帯魚や珊瑚礁など、雲見の海中世界を思う存分堪能してみてはいかがでしょうか。運が良ければ、ウミガメに出会えるかも!
シュノーケリングの後は、西伊豆の玄関口「戸田港」へ。活気あふれる漁港で、新鮮な海の幸を味わいましょう。
スポット名 | 戸田港 |
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見どころ | 水揚げされたばかりの新鮮な魚介類、活気ある漁港の雰囲気 |
アクセス | 雲見海岸から車で約30分 |
駐車場 | あり(無料) |
戸田港では、地元の漁師が経営する食堂が軒を連ねています。中でも「きんめ丼」は、ぜひ味わっておきたい絶品グルメ。
グルメ名 | きんめ丼 |
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おすすめ店 | 海将 |
予算 | 1,500円程度 |
きんめはアカムツとも呼ばれる高級魚。しっとりとした白身とあっさりとした上品な味わいは、ご飯との相性抜群です。
戸田港を堪能した後は、再び東京方面へ。東名高速道路を利用すれば、夕方には東京に到着します。
西伊豆旅行の服装と注意点
西伊豆は、夏場でも朝晩は肌寒く感じることがあります。上着などの羽織ものを持参しておくと安心ですよ。
シュノーケリングなどのアクティビティを楽しむ際は、濡れてもいい服装が必須。日差しも強いので、日焼け対策も忘れずに。
温泉施設によっては、タオルの持参が必要な場合もあります。事前にチェックしておくとスムーズです。
絶景スポットを巡る際は、歩きやすい靴がおすすめ。特に堂ヶ島遊歩道は、崖沿いの細い道もあるので、ヒールは避けた方が無難ですよ。
まとめ
東京から3時間ほどで行ける西伊豆は、週末の小旅行にぴったりの観光地。ダイナミックな絶景と温泉、アクティビティにグルメと、見どころが盛りだくさんです。
1日目は堂ヶ島の絶景を遊覧船で堪能し、歴史ある土肥温泉でゆったりと。2日目は雲見海岸でシュノーケリングを楽しんだら、戸田港で新鮮な海の幸を味わう。自然とアクティビティ、グルメをバランス良く楽しめる1泊2日の旅になるはずです。
ぜひ大自然に癒やされに、西伊豆へ足を運んでみてはいかがでしょうか。東京の喧騒を離れて過ごすリフレッシュタイムが、きっと心と体に良い刺激を与えてくれるはずですよ。