常寂光寺から南下してくると、トロッコ嵐山駅と天竜寺の裏手につくはずです。
ここで、竹林を通っていくと天竜寺の裏手の門にたどりつきます、今回はこちらから天竜寺にはいってみましょう。
天竜寺裏の竹林
天竜寺は臨済宗天竜寺派の大本山。足利尊氏が創建したり後醍醐天皇が幼少期を過ごしたりと、大変に歴史あるお寺で敷地も非常に広く、拝観できる建物も複数あります。
有名なのはなんといっても、メインホールである「大方丈」。
天竜寺 大方丈
ここから見渡せる庭園、曹源池は嵐山をバックに非常に美しい景観の庭園となっており、方丈の前の廊下に腰掛けながら庭を見ているとなんともゆったりとした気持ちになります。
桜、紅葉も多く植わっており、春・秋は特に美しく彩られます。
大方丈から見渡せる景色
また、法堂には9mの円形にわたる龍の絵、「雲龍図」が加山又造画伯によって描かれており、特別参拝で拝観することができます。
では、天竜寺の正面の門を抜けて、いよいよ渡月橋に向かいましょう。