北海道&東日本パスは、JR北海道・JR東日本・JR東海の在来線特急・急行列車の普通車自由席が乗り放題になるお得なきっぷ。5日間で北海道から東北までの主要観光地を、電車を乗り継いで巡ることができます。
ここでは、北海道&東日本パスを使った、北海道から東北の大自然を満喫する5日間のモデルコースをご紹介。雄大な自然と味覚を堪能できる、充実の旅になること間違いなしですよ。
北海道&東日本パスの概要
項目 | 内容 |
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有効期間 | 5日間 |
利用可能エリア | 北海道・東北・東日本エリアの在来線特急・急行列車の普通車自由席 |
主な利用可能列車 | 北海道新幹線、特急スーパー北斗、特急スーパー白鳥、特急やくも、特急つばさなど |
料金(お一人様) | 大人19,350円、子供9,670円 |
北海道&東日本パスを使った5日間モデルコース
1日目:函館の街と夜景を満喫
東京駅から北海道新幹線で一路、函館へ。東京駅から函館駅までは最速4時間強で到着します。
函館に到着したら、まずは市電に乗って函館山へ。日本三大夜景の一つに数えられる、美しい函館の夜景を楽しみましょう。
スポット名 | 函館山 |
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所在地 | 北海道函館市函館山 |
アクセス | JR函館駅から市電で約15分 |
料金 | ロープウェイ往復大人1,500円、子供750円 |

夜景を堪能した後は、函館名物の海鮮グルメを味わうのもおすすめ。活イカやイカ刺しなど、新鮮な海の幸を心ゆくまで堪能しましょう。
2日目:小樽の街並みとニセコの自然を堪能
2日目は、特急スーパー北斗で小樽へ。小樽運河周辺の歴史的建造物や、ガラス工芸品のショップが立ち並ぶ小樽の街を散策します。
スポット名 | 小樽運河 |
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所在地 | 北海道小樽市堺町5-1 |
アクセス | JR小樽駅から徒歩約10分 |

小樽観光の後は、再び特急に乗ってニセコへ。雄大な羊蹄山を望む、ニセコの大自然を満喫します。
スポット名 | ニセコアンヌプリ |
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所在地 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
アクセス | JRニセコ駅からバスで約15分 |
料金 | ロープウェイ往復大人2,600円、子供1,300円 |

夏のニセコは、ハイキングやラフティングなどのアクティビティが人気。雄大な景色を楽しみながら、思い切り自然を満喫しましょう。
3日目:青森の世界遺産・白神山地を訪ねて
3日目は、いよいよ東北へ。特急スーパー白鳥で青森へと向かいます。
青森に到着したら、世界遺産の白神山地を目指します。約1,000年以上の樹齢を誇るブナの原生林は、圧巻の迫力です。
スポット名 | 白神山地 |
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所在地 | 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町 |
アクセス | JR弘前駅からバスで約2時間 |

白神山地散策の後は、青森名物のりんごや海鮮を味わうのもおすすめ。新鮮な素材を生かした郷土料理に舌鼓を打ちましょう。
4日目:十和田湖と奥入瀬渓流で大自然を満喫
4日目は、十和田湖と奥入瀬渓流を目指します。まずは特急つがるで十和田市駅へ。駅からバスに乗り換えて、十和田湖へアクセスします。
スポット名 | 十和田湖 |
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所在地 | 青森県十和田市 |
アクセス | 十和田市駅からバスで約30分 |
料金 | 遊覧船乗船料大人1,480円、子供740円 |

日本有数の透明度を誇る十和田湖は、遊覧船から眺める絶景が人気。湖面に映る四季折々の景色は、まさに息をのむ美しさです。
十和田湖の次は、奥入瀬渓流へ。バスで約30分、十和田湖畔から渓流沿いの散策路を歩きましょう。
スポット名 | 奥入瀬渓流 |
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所在地 | 青森県十和田市 |
アクセス | 十和田湖畔から徒歩 |

豊かな水量を誇る奥入瀬川が作り出す渓流美は、東北屈指の景勝地。新緑や紅葉の時期は、特に美しい景色が楽しめますよ。
5日目:角館の武家屋敷通りから田沢湖を経由して東京へ
最終日は、秋田の人気スポット・角館へ。JR角館駅から徒歩すぐの場所にある、武家屋敷通りを散策します。
スポット名 | 角館武家屋敷通り |
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所在地 | 秋田県仙北市角館町 |
アクセス | JR角館駅から徒歩約5分 |

黒塀が続く武家屋敷通りは、江戸時代の武家文化を今に伝える貴重な景観。レトロな佇まいの町並みを、ゆっくりと歩いてみましょう。
角館を後にしたら、田沢湖経由で東京へ。特急つばさに乗車し、秋田内陸線で田沢湖へ向かいます。
スポット名 | 田沢湖 |
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所在地 | 秋田県仙北市田沢湖 |
アクセス | 角館駅から秋田内陸線で約40分 |

日本一の深さを誇る田沢湖は、神秘的な美しさが魅力。湖畔を散策しながら、東北の大自然を満喫しましょう。
その後は、新幹線こまちに乗り換えて東京へ。北海道から東北までを縦断する、5日間の大自然満喫の旅はいかがでしたか?
旅の服装と注意点
北海道から東北までを巡る旅では、寒暖の差が大きいのが特徴。特に北海道は、夏でも朝晩は冷え込むことがあるので、上着が必要です。
また、ハイキングなどのアクティビティを楽しむ際は、歩きやすい靴が必須。山道を歩くことも多いので、トレッキングシューズがあると安心ですよ。
5日間の長旅では、体調管理も大切。温泉に入ったりゆっくり休憩を取ったりと、疲れを溜めないよう心がけましょう。
北海道から東北へ、大自然を堪能する旅
北海道&東日本パスを使えば、北海道から東北までの雄大な自然を、電車を乗り継いで巡ることができます。
北海道の函館や小樽、ニセコから、青森の白神山地、秋田の角館と田沢湖まで。各地の魅力的な観光スポットを、存分に堪能できるはず。
5日間でも、北海道と東北の大自然を満喫する旅は充実の内容です。ぜひ北海道&東日本パスを使って、思い切り自然を楽しんでみてくださいね。