タイ3泊4日の魅惑の旅!バンコクを完璧に楽しむモデルコース

東南アジアの人気旅行先として知られるタイ。中でも首都バンコクは、観光スポットが集中している人気のエリアです。

けれどタイ旅行の計画を立てるとなると、「何泊くらいがちょうどいいの?」「3泊4日だとどのくらいの予算が必要?」など、わからないことがたくさんありますよね。

そこでこの記事では、タイ3日間(3泊4日)の完璧なモデルコースをご紹介!バンコク市内の見どころを効率よく巡るプランを考えました。

旅行に必要な予算や持ち物、注意点など、役立つ情報もたっぷりとお届け。あなただけの素敵な旅のヒントが、きっと見つかるはずです。

それでは、バンコクの魅惑の3日間へ、出発しましょう!

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タイ旅行の基本情報

項目内容
おすすめ滞在日数3泊5日~5泊6日
ベストシーズン11月~2月
平均的な予算10万~15万円
服装薄手の長袖、日よけグッズ
通貨タイバーツ(1バーツ≒3.5円)

タイ旅行に最適な日数は?

タイを満喫するなら、3泊5日~5泊6日ほどの日程がおすすめ。

バンコク市内の主要スポットを回るだけなら2泊3日でも可能ですが、ゆとりを持って観光を楽しむには、それでは少し短いかも。

アユタヤやパタヤなど、バンコク郊外の人気スポットにも足を延ばすなら、4泊以上の滞在がベター。プーケットやチェンマイなど、他の都市も合わせて周るなら1週間以上の日程を組むのが理想的ですね。

ただし日数が限られていても、うまくプランを立てればタイを存分に堪能できます。今回は3日間(3泊4日)のモデルコースにフォーカスしてご紹介していきますよ。

ベストシーズンはいつ?

タイ旅行のベストシーズンは、11月から2月にかけての乾季。

特に12月~2月は、1年で最も気温が低く過ごしやすい時期。日中の最高気温は30度前後、湿度も低めなので観光に最適です。ただしこの時期は旅行シーズンでもあるので、人気スポットは混雑しがち。ホテル代や航空券の値段も高めになります。

5月~10月は雨季。スコールのような激しい雨が降ることも多いですが、基本的に1日のうち数時間程度。雨が上がれば晴れ間が広がるので、観光に大きな支障はありません。

むしろオフシーズンなので、ホテルや航空券が安くなるのがメリット。人混みを避けてのんびり旅行したい方におすすめですよ。

3月~4月は気温が高く、40度近くまで上がる日も。エアコンの効いた室内にいれば問題ありませんが、屋外の観光には少し暑すぎるかも。

3泊4日の予算はどのくらい?

気になるタイ旅行の費用。3泊4日の場合、1人あたり10万~15万円ほどが目安です。

内訳は、往復航空券が4万~7万円、ホテル代が2万~4万円、現地での食事代や買い物代などで3万~5万円といったところ。

とはいえ、これはあくまで平均的な予算。旅のスタイルによって大きく変わります。

たとえば、格安航空会社(LCC)を利用したり、ゲストハウスに泊まったり、移動はタクシーではなくトゥクトゥクやバスを使ったり。工夫次第でグッと節約できるはず。

反対に、ビジネスクラスの利用や高級ホテル、人気レストランでの食事など、ラグジュアリーな旅にすれば20万円以上かかることも。でもそれだけの価値は十分にありますよ。

また、パッケージツアーを利用するのもおすすめ。航空券とホテルがセットになったプランなら、個別に手配するよりもお得になる場合も多いんです。

タイの通貨事情

タイの通貨単位は「バーツ」。日本円の交換レートは、1バーツ=約3.5円ほど(2023年5月現在)。

物価は日本と比べるとかなり安いので、1万~2万バーツ(3.5万~7万円)も両替しておけば、十分な金額です。

ちなみにタイでクレジットカードは、あまり普及していません。高級ホテルやデパートなどでは使えますが、個人商店やローカル市場ではほとんど通用しないので注意が必要。

できるだけ現金を多めに用意しておくのがおすすめですよ。

入国に必要なもの

2022年5月より、タイ入国時の隔離措置が撤廃されました。ワクチン接種完了者であれば、陰性証明書の提示も不要に。

ただしタイ入国には、いくつか条件があります。

  • パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あること
  • タイ滞在中の費用として、**1万バーツ以上(約3.5万円)**を所持していること
  • タイ滞在予定期間をカバーする海外旅行保険に加入していること

これらの条件を満たせば、30日以内の滞在であれば、ビザなしで入国できます。出国時にパスポートとともに、上記の証明書類を提示する必要があるので、忘れずに準備しておきましょう。

タイ3日間モデルコース

それでは、タイ3日間(3泊4日)のモデルコースをご紹介します。バンコク市内の定番スポットを中心に、見どころをギュッと凝縮したプランになっています。

1日目:バンコク到着&王宮巡り

ワット・プラケオ(王宮)

バンコクに到着したら、まずはタイの象徴とも言える「ワット・プラケオ(王宮)」へ。かつてタイ王家の居城だった、壮麗な宮殿です。

ここで見逃せないのが「エメラルド寺院」。緑色に輝く本尊の仏像は、タイ仏教徒にとって最も神聖な存在。寺院内は金ぴかの装飾が施され、荘厳な雰囲気に包まれています。

靴を脱いで中に入るのは、ちょっと大変かも。でもその価値は十分にありますよ。

ワット・ポー

王宮のすぐ近くにある「ワット・ポー」も外せません。こちらの見どころは、全長46m、高さ15mにもおよぶ巨大な涅槃仏。金箔に覆われたその姿は圧巻です。

ワット・ポーは昔、タイ式マッサージの学校としても使われていました。今でもマッサージを受けることができるので、観光の疲れを癒やすのにぴったりですよ。

カオサン通り

1日目の締めくくりは、バックパッカーの聖地「カオサン通り」へ。屋台が軒を連ねる賑やかなストリートで、お土産探しにもおすすめ。

Tシャツやアクセサリー、民芸品などを買うなら、ここで価格交渉するのが定番。「サワディー・カップ(こんにちは)」「ロット・ダイ・マイ?(値段は?)」など、簡単なタイ語を覚えておくと役立ちますよ。

2日目:水上マーケット&ナイトマーケット

ダムヌン・サドゥアック水上マーケット

2日目は、バンコク郊外の「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」へ。船上で商売する姿は、まるでパネル画のよう。

新鮮な果物や野菜、ローカルフードなどを売る屋台がずらり。迫力満点のせり売りを眺めながら、ゆっくりと運河めぐりを楽しみましょう。

ただし水上マーケットは、午前中しかやっていません。少し早起きして、朝イチで訪れるのがおすすめですよ。

ワット・アルン

午後は、チャオプラヤー川を渡って「ワット・アルン」へ。「暁の寺」と呼ばれる美しい仏教寺院で、高さ82mの尖塔が特徴的。

尖塔にはたくさんの色とりどりの陶片が貼り付けられ、太陽の光を浴びてキラキラと輝きます。上まで登ることもできるので、バンコクの街並みを一望してみては?

アジアティーク・ザ・リバーフロント

バンコク最大級のナイトマーケット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」は、夜の観光にぴったり。

1500以上のショップが並ぶ巨大市場で、ファッションやコスメ、工芸品など、ありとあらゆるものが揃います。屋台グルメを食べ歩くのも楽しみの1つですよ。

定期的にイベントやショーも開催されるので、現地の雰囲気を思う存分味わえるはず。

3日目:巨大モール&帰国

サイアム・パラゴン

最終日は、バンコク随一の巨大ショッピングモール「サイアム・パラゴン」でお買い物。

世界の一流ブランドが勢ぞろいするだけでなく、映画館やレストラン、アートギャラリーなども併設。1日中楽しめる、まさにショッピングの聖地です。

免税手続きをするのをお忘れなく。

ルンピニー公園

帰国前に、「ルンピニー公園」でのんびりするのもおすすめ。バンコク中心部にある緑豊かな公園で、湖を囲むように散歩道が整備されています。

近くで暮らす人々の憩いの場になっているだけでなく、ウォーターモニターやリスなど、野生の動物も多数生息。自然に触れながら、旅の思い出を静かに振り返ってみては?

以上が、タイ3日間(3泊4日)のモデルコースです。もちろん、これはあくまで一例。自分の好みや目的に合わせて、アレンジを加えるのも大切ですよ。

タイ旅行の服装と持ち物

服装のポイント

タイは1年を通して気温が高いので、基本的には薄手の半袖で大丈夫。ただし日差しが強いので、日焼け対策は必須です。

  • 日よけ帽子やサングラス
  • 日傘やUVカット加工の服
  • 日焼け止めクリーム

などを忘れずに。

また、寺院を訪れる際は肌の露出を控えめにするのがマナー。肩や膝を隠せる服装を用意しておきましょう。

ファッション面では、現地の人もラフな服装の人が多いので、あまり堅苦しく考える必要はありません。動きやすい服装を選ぶのが一番ですよ。

あると便利な持ち物

タイ旅行で役立つ持ち物をチェックしておきましょう。

  • 英語とタイ語の会話帳(簡単な挨拶程度でOK)
  • 常備薬(下痢止め、解熱鎮痛剤、虫刺され薬など)
  • 電源変換プラグ
  • ウェットティッシュ
  • スリッパ(ホテルで使用)

スマホやデジカメは必需品ですが、盗難や紛失には十分に注意が必要。できるだけ目立たないようにしましょう。

また、トイレットペーパーを流せない場合もあるので、トイレに入る前に確認するクセをつけておくと安心ですよ。

タイ旅行で役立つ豆知識

気をつけたいタイの交通事情

バンコクの交通渋滞は、世界でも有数の激しさ。タクシーに乗る際は、必ずメーター

を使うよう伝えましょう。値段交渉をしたがるドライバーもいますが、トラブルのもとなので避けたほうが無難です。

移動には、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)がおすすめ。道路の渋滞を避けて、スムーズに目的地へ行くことができます。

観光地周辺では、トゥクトゥクも活用してみては?オープンエアな三輪タクシーで、風を切って走る爽快感は格別ですよ。ただし、料金はしっかりと交渉してから乗車しましょう。

食事とお土産選びのヒント

タイの名物料理といえば、パッタイ(タイ風焼きそば)やトムヤムクン(海老のスープ)、グリーンカレーなど。屋台でも本格的な味が楽しめるので、いろいろと食べ比べてみるのがおすすめです。

ただし、屋台の衛生面は少し不安が残るのも事実。お腹を壊さないよう、よく火の通ったものを選ぶのが賢明かも。

お土産選びでは、タイシルクやココナッツオイル、スパイスなどがおすすめ。高級ブランドの偽物も多いので、できるだけ免税店など信頼できるお店で購入しましょう。

象や仏像をモチーフにしたアイテムは、タイらしくて人気。でも仏教に関するものは、あまりにも安っぽいデザインは控えたほうが良いでしょう。

注意したいタイの治安事情

近年、タイの治安は大きく改善されています。特に観光地は比較的安全なので、過度に心配する必要はありません。

ただし、スリや置き引きなどの軽犯罪は多いのも事実。貴重品の管理には十分に気をつけましょう。

  • 人混みでは荷物から目を離さない
  • パスポートなどは分散して持ち歩く
  • むやみに知らない人について行かない

など、一般的な注意を払えば大丈夫。トラブルに巻き込まれそうになったら、毅然とした態度で拒絶しましょう。

役立つタイ語会話

せっかくタイを訪れるなら、簡単な挨拶くらいはマスターしておきたいですよね。旅行中に使えるフレーズを、いくつかご紹介します。

  • サワディー・カップ(女性)/クラップ(男性):こんにちは
  • コップ・クン・カップ(女性)/クラップ(男性):ありがとうございます
  • マイ・ペン・ライ:大丈夫です、気にしないでください
  • ロット・ダイ・マイ?:値段はいくらですか?
  • ニー・タオ・ライ?:これはいくらですか?

発音は、カタカナ読みに近い感じ。片言でも、タイ語で話しかけると現地の人は喜んでくれるはずです。

まとめ

タイ3日間(3泊4日)の旅、いかがでしたか?バンコクを中心に、魅力的な観光スポットをギュッと凝縮したモデルコースをご紹介しました。

3泊4日なら10万~15万円ほどの予算で、十分にタイを満喫できるはず。物価が安いタイだからこそ、リッチな体験ができるのも魅力ですよね。

ベストシーズンは11月~2月。でも雨季のオフシーズンなら、リーズナブルに旅行できるのでおすすめ。

旅の服装は、薄手の長袖シャツなどで日よけ対策を。寺院を訪れる際は、肌の露出を控えめにするのを忘れずに。

観光では、できるだけ公共交通機関を利用するのが良いでしょう。トゥクトゥクに乗るなら、料金交渉は事前にしっかりと。

食事は屋台でも美味しいものがたくさん。ただしお腹を壊さないよう、よく火の通ったものを選ぶのがポイントです。

お土産選びでは、タイシルクやスパイス、象モチーフの雑貨などがおすすめ。高級ブランドの偽物には注意が必要ですよ。

治安面では、スリなどの軽犯罪に気をつけましょう。でもタイ語の簡単な挨拶を覚えておけば、旅はもっと楽しくなるはず。

タイ旅行の魅力は、バンコクだけにとどまりません。プーケットやチェンマイなど、タイにはまだまだ素敵な場所がたくさんあります。3泊4日の旅を足がかりに、もっと長期の滞在にもチャレンジしてみては?

何度訪れても新しい発見があるのが、タイの魅力。あなただけの最高の思い出を、ぜひタイで作ってくださいね。

番外編:タイ旅行でしたい体験

せっかくタイに来たなら、王道の観光だけでは物足りない。ここでは、タイ旅行でしたいユニークな体験をご紹介します。

象乗りトレッキング

タイ北部のチェンマイは、象乗りトレッキングで有名。ゾウに乗ってジャングルを散策する、スリリングな体験ができますよ。

ただし象の扱いが倫理的に問題視されるケースもあるので、事前にしっかりと調べてから参加しましょう。

1日だけ瞑想修行

バンコク郊外の寺院の中には、1日限定で瞑想修行を体験できるところも。日常を離れ、自分自身と向き合う時間を過ごせば、新しい気づきが得られるかもしれません。

フローティングマーケットをボートで巡る

水上マーケットを舟から見学するだけでなく、セルフで漕いで巡るのも面白い体験。現地の人に交じって買い物をするのは、ちょっぴりドキドキしますが、より深くタイの生活を垣間見られますよ。

ムエタイ観戦

タイの国技「ムエタイ」の試合を観戦するのも醍醐味。バンコクのラジャダムヌン・スタジアムでは、毎週月曜と木曜の夜に本格的な試合が行われています。

選手たちの迫力あるファイトは、会場の興奮とともに体感してみる価値あり!

市場で料理教室

タイ料理は、多くの日本人に愛されるソウルフード。現地の市場でお気に入りの食材を調達し、料理教室で本格的なレシピを学べば、お土産話としても最高ですよ。

バンコクのボーディング・スクールなどでは、半日から体験できるプログラムを提供しています。

タイは見どころがいっぱいの国。定番スポット以外にも、思い思いの体験を見つけてみてくださいね。旅の想い出が、もっと豊かなものになるはずです。

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