時間がなくても大丈夫!!奄美大島を楽しみつ尽くす一泊二日モデルコースを紹介

鹿児島本土と沖縄の中間地点に浮かぶ南洋の島、奄美大島。その昔は琉球王国と薩摩藩の交易における交易の中継地として栄えました。現在ではマングローブ原生林やサンゴ礁を目当てにたくさんの人々が訪れる観光地として注目されています。2021年に奄美大島・徳之島が世界自然遺産に登録されたことも記憶に新しいかと思います。

この記事では、そんな奄美大島を一泊二日で楽しみ尽くすモデルコースをご紹介します。

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奄美大島は一泊二日で楽しめる?

奄美大島を一泊二日で楽しむことは可能です!しかし注意点もありますのでまずはこちらをお読みください。

日本の島で5番目に面積が大きい奄美大島。実は東京23区よりも広いのです。

最北部の笠利崎から南部の古仁屋までは幹線道路を使って車で2時間以上かかります。

また見所になるマングローブ林やビーチは各地に点在しています。ネット上に上がる観光地を回り尽くすには二泊三日は欲しいところ。

しかし、「回り尽くす」ではなく「楽しみ尽くす」なら一泊二日でも可能です!ポイントをしっかりと絞ることができれば、限られた時間の中でも美しい景色に見惚れ、美味しいご飯に舌鼓を打ち、島で育まれた文化に触れあうことができるのです。

「奄美大島に行ってみたい。でもあまり日程を割けない。」そんな悩みをお持ちの方に向けて、私が実際に行った場所から厳選してモデルコースを紹介します。

奄美大島を一泊二日で楽しみ尽くすモデルコース

1日目

10時~ 奄美大島到着!!

奄美大島での移動には車が必須です。

奄美大島は島バスこそありますが鉄道は敷かれていません。そのため島内の移動には車が必要不可欠。

空港に着いたらまずはレンタカーを借りに行きましょう。

空港を出て直ぐの大通りにはレンタカー屋が複数あります。

私が利用したのは「100円レンタカー奄美空港店」。

値段が安いだけでなく、スタッフさんの対応が本当に素晴らしかったです。

11時~ 島とうふ屋で少し早めの昼食タイム

朝が早いフライトだと、到着したころにはすでにお腹がペコペコではないでしょうか?少し早めの昼食にぜひ奄美大島の島とうふを食べてみてください。「南の島まで来て豆腐?」そんな疑問はグっとこらえてください。

奄美の海水で作ったミネラル豊富なにがりを使用した島豆腐。そのため他では味わえない優しい甘みとこく深さを堪能できます。

オススメのお店は「島とうふ屋」。とてもストレートな店名です。無調整のにがりを使って店内で豆腐を作る拘りのお店。島とうふを使った創作料理はどれも絶品です。

私がいただいたのは塩豚定食。絶妙な塩気の効いた豚の三枚肉と店主こだわりの絶品豆腐料理が長旅で疲れた体の疲れをいやしていきます。

定食はどれもボリューム満点。さらに湯豆腐は取り放題。そのうえ価格は1000円程度とリーズナブル。お腹にもお財布にも優しいお店になっています。

奄美空港からは島とうふ屋までの所要時間葉車で約25分。ホテルなどが多く立ち並ぶ名瀬地区までの道のりにあるのでとても立ち寄りやすいです。

12時~ ハートロックでフォトジェニックな一枚を

お腹もいっぱいになったところで、さっそく奄美の絶景を拝みに出かけましょう。

奄美大島の絶景スポットで最初にご紹介したいのが恋愛のパワースポットとの呼び声高い「ハートロック」です。

奄美空港と島とうふ屋の中間地点に位置するハートロック。県道82号線沿いの駐車場に車を止めてから名瀬方面に100Mほど歩くと三叉路が見えてきます。これを左に曲がり、さらに100Mほど歩いたところで林への入り口が見えてきます。まさに熱帯のジャングルといった様相の小径。これだけでも都会に住む人にとってはワクワクすることでしょう。

林を抜けると目の前には美しいビーチが広がります。砂浜の海岸にポツンと浮かぶ岩場が林を抜けて右側に見えるでしょう。この岩場にハートロックがあります。

この岩場には干潮時に潮だまりに溜まった海水が綺麗なハート型に見えるポイントがあります。南国ならではの透明度が高い海水。そこに表れる自然が作り出したハートの彫刻。人智を超えた神秘を感じずにいられません。

また一日に1~2回来る干潮時にしか見られないというのもハートロックを神秘的たらしめるポイントです。出発前には必ず当日の干潮時間を確認しておきましょう。

もし時間が合わないのであれば、お昼ご飯の時間とシャッフルするのも良いと思いますよ!

島とうふ屋からハートロックまでの所要時間は約15分です。

14時~ 大島紬村で泥染体験

奄美の自然に触れた後は、奄美の文化を体験するのはいかがですか?

奄美大島には大島紬という伝統工芸品があります。ゴブラン織、ペルシャ絨毯に並んで世界三大織物と称される大島紬。その最大の特徴は生地を泥で染めるところにあります。

テーチ木と呼ばれる樹木の染料で先染めした生地を、鉄分を多く含む泥田につけることで独特な光沢が生まれます。この染色方法は世界でも唯一と言われています。

そんな奄美大島の伝統工芸を楽しく学べる場所が「大島紬村」です。ここでは持ち込んだハンカチやTシャツなどを泥染めで染め上げて世界に一つだけのオリジナル作品を作る事ができます。

また、大島紬の製造工程をガイドさん案内のもと見学することも可能です。

ぜひ奄美の文化にどっぷりと浸かってみてください。

ハートロックから大島紬村までの所要時間は車で3分程度です。

16時~ ホテルは名瀬周辺で

お腹もいっぱいになったところで一休みするべくホテルへ向かいましょう。

一泊二日の旅行ならホテルは名瀬周辺で探すのがオススメです。

奄美大島で最も賑わいを見せているのが名瀬。後に紹介する繫華街「屋仁川通り」もこの名瀬にあります。

名瀬は奄美大島の中央部にあるため島内な様々な場所を回るにも拠点とするのは名瀬がオススメです。

私が以前利用したのは「ホテル ウエストコート 奄美」です。

名瀬の中心地に位置し「屋仁川通り」までも徒歩で3分の好立地です。

こちらもスタッフさんの対応が非常に良く、とても気持ちよく利用できました。

駐車場の位置が少し分かりにくいため、ここだけは宿泊の際に注意が必要です。

大島紬村から名瀬中心地までの所要時間は車で30分程度です。

17時~ 大浜海浜公園でサンセットを眺めよう

チェックインが済み、少し休憩ができたら太陽が海の向こうに沈み始める時間帯です。

ふかふかのベッドでもう少し休みたいところですが、もう一度外に出てみてください。

向かうは大浜海浜公園。雄大な自然を擁する奄美大島随一の夕焼けスポットです。

南北に延びる白浜のビーチに降り立つと目の前には輝く東シナ海が大パノラマで広がります。

まるで海に溶けていくように沈む夕日。心のざわめきを掻き消すような優しい潮騒。

そこにある全てが非日常。まさに「天国に一番近い場所」です。

この景色が見られるだけでも奄美大島に来る価値あり!!

私は気が付くと2時間近く滞在していました。本当に時間を忘れられる絶景スポットです。

名瀬中心地から大浜海浜公園までの所要時間は車で20分程度。ぜひ足を運んでみてください。

20時~ 屋仁川ナイトライフを満喫

美しい海を見た後は奄美大島のナイトライフを満喫しましょう。

名瀬市街地のメインストリートである屋仁川通りは200店舗に及ぶ飲食店が軒を連ねます。

鹿児島県内でも天文館に続く第二の規模を誇る繁華街。居酒屋もスナックも勢ぞろいです。

ここでぜひ足を運んでいただきたいのが「吟亭」。奄美大島の郷土料理をシマ唄の生演奏と一緒にいただけます。

また奄美に来たのなら必ず飲んで欲しいのが島特産の黒糖焼酎。黒糖焼酎はサトウキビから作られた黒糖を原料とした焼酎で、奄美群島のみに製造が認められた奄美大島随一の特産品です。スッキリとした飲み口とその奥に広がるキビ糖由来の優しい甘さが特徴です。またイメージされる焼酎臭さがないため、普段焼酎を飲まない人でも楽しめるお酒になっています。

美味しすぎてたくさん飲んでしまいそうですが、もちろん焼酎なのでアルコール度数はなかなかに高め。翌日のことも考えて飲みすぎにはご注意ください!

島の暖かい人々と卓を囲い、美味しいお酒とご飯に舌鼓を打ち、歌って踊って楽しく騒ぐ。

最高の旅のハイライトになること間違いなしです。

2日目

8時頃 サンドイッチカフェあまみで朝食を

タイトなスケジュールの旅行であればできる限り朝は早めに出発したいところ。ホテルの朝食を予約しておくのも良いと思いますが、ぜひ利用していただきたいのが「サンドイッチカフェあまみ」です。

テイクアウトが可能なこちらのお店。地元でも人気店のようで、店内にはたくさんのお客さんが居ました。

サンドイッチはどれも具がパンから溢れそうなほどボリューミー。モーニングはサンドイッチとドリンクのセットで購入すると合計金額から100円引きと非常にリーズナブルでもあります。

コーヒーも美味しく、前日飲みすぎた胃に優しく届く朝食が本当にありがたい。

屋仁川通りから歩いて五分程度の場所にあるためアクセスも抜群です!

10時~ マングローブ茶屋でカヌー体験

奄美大島は生物多様性の豊富さから2021年に世界自然遺産に登録されました。そんな奄美の生態系を支えるものの一つがマングローブの原生林です。マングローブとは海水と淡水が混ざる汽水域において水中に根を伸ばして生育する植物の総称です。本来は塩害を嫌う植物が熱帯・亜熱帯地域における生存競争の中で塩分濃度の高い場所でも生きていけるように進化した形がマングローブともいえるでしょう。

日本では九州南部の一部地域と奄美大島を含む南西諸島でしか見ることができないマングローブ林。特に奄美大島のマングローブ林は日本で2番目の面積を誇るほどに広大なジャングルを形成しています。

そんなマングローブの生命力をぜひ体験してください。「マングローブ茶屋」ではカヌーをレンタルでき、緩やかに流れる川をのんびりと遡上しながらマングローブを観察することができます。ガイド付きのツアーも行われており、運が良ければマングローブのトンネルを通っていくこともできます。

優しい波に揺られながら自然の力強さに触れる大冒険のような時間をぜひ過ごしてみてください。

名瀬中心地からマングローブ茶屋までの所要時間は車で30分程度です。

13時~ けいはんひさ倉で鶏飯を堪能

奄美大島に来たのなら食べずに買えられないものがあります。それは鶏飯です。

鶏飯とは奄美大島の伝統料理。ほぐした鶏肉、椎茸、錦糸卵など白米の上に乗せ、地鶏で取ったスープをかけて食べるだし茶漬けのような料理です。

もとは江戸時代に薩摩藩の役人をもてなすための料理だったとのことで、うまみが強くなおかつあっさりとした食べ応えはまさに貴人のための料理です。

奄美大島には鶏飯の専門店が複数あり、その中でもオススメしたいのが「けいはん ひさ倉」です。現地在住の方々に「オススメの鶏飯屋さんはどこですか?」と聴くと必ず答えられるのがこちらのお店です。

自家養鶏場で飼料に頼らず育てられた地鶏で引き出したスープはまさに旨味の爆弾です。

過去には現上皇、上皇后陛下も食されたそうです。

奄美大島の最高のおもてなし料理をぜひお召し上がりください。

マングローブ茶屋からけいはん ひさ倉までの所要時間は車で50分程度です。

14時~ 奄美のお土産はビッグツーで

飛行機の出発までもうすぐです。最期は奄美大島のお土産を購入して帰りましょう。

奄美大島のお土産は「ビッグツー」で購入する事をおすすめします!

こちらは奄美空港まで車で約30分の場所にある総合ディスカウントストアです。現地の方々も使用するスーパーで日用品もたくさん揃えられているため、旅行中に必要なものが出た時にも重宝できそうです。

定番の奄美土産はほとんど全て取り揃えており、何を買えばよいか迷ってしまいそう。そんな人はいっそ欲しい物は全て買ってしまいましょう。

ビッグツーでは5500円以上の購入で送料無料で配達していただけます。

LCCを利用する場合は手荷物の重量オーバーが気になるところですが、これなら安心ですね!

けいはん ひさ倉からビッグツーまでの所要時間は車で7分程度です。

15時~ La Fonteで島の甘味を堪能

亜熱帯の島、奄美の夏は暑い。そんな暑さを吹き飛ばす絶品スイーツをいただけるのが「La Fonte」です。

緑が生い茂る芝の上に建つ美しい白塗りのお店。中に入ると色とりどりのジェラートが出迎えてくれます。こちらは奄美大島北部にあるいずみ農園の直営店舗。いずみ農園では年中通して様々な果物を無農薬で作られています。

原料から製品まで全て手作りにこだわったジェラートは雑味のない爽やかな味わいで、まさにまさに奄美の温暖な気候にぴったしです。長旅で疲れた体を優しい甘みで癒しましょう!

ビッグツーからLa Fonteまでの所要時間は車で15分程度です。

16時~ 奄美の旅を海で〆よう。あやまる岬へ!

たった二日、されど二日。奄美大島で自然に触れ、食に触れ、文化に触れた最高の旅もいよいよ大詰めです。せっかくの南の島での旅行です。最後にもう一度美しい海を眺めて旅を締めくくりましょう!

奄美空港にほど近い「あやまる岬」が最後の目的地です。太平洋に突き出したこの岬には展望の良い高台が作られており、水平線が大パノラマで広がります。また天気が良い時にはお隣の喜界島も見えるとのこと。

こちらは観光公園になっており、お子様連れでもゆっくりと過ごすことができます。またお洒落なカフェも併設されており、ここで休憩することも可能です。

La Fonteからあやまる岬までの所要時間は車で20分程度。また、あやまる岬から奄美空港までの所要時間は車で10分程度です。最後の最後まで奄美大島を楽しみ尽くしてください!

17時頃 空港到着~おつかれさまでした~

空港前でレンタカーを返したら楽しませてくれた奄美大島とさようならです。

美しい自然、最高の料理にお酒、独特な文化体験。短い時間の滞在であったとしても、この島の全てが皆さんを非日常の空間に誘い、日々の喧騒を忘れさせてくれるはずです。

一拍二日でも楽しめる奄美旅行。ぜひ一度は足を運んでみてください!

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