北海道を2泊3日で観光しようとすると、車なしだと厳しいと思う人も多いのではないでしょうか。実は札幌を中心に観光すると、旭川にある旭山動物園にも車なしで観光することができます!子どもも楽しめる観光スポットがたくさんあり、子供連れにもぴったりの観光スポットです。
今回は北海道の札幌を含めた車なしで行く2泊3日のモデルコースを紹介します。本コンテンツを参考に、ぜひ北海道2泊3日の観光を検討してください。ちなみに北海道の冬は3月後半、夏は6月に行くのがおすすめです!
北海道2泊3日を車なしで観光するなら札幌?函館や旭山動物園は行ける?
北海道を2泊3日で車なしで観光するなら札幌エリアを中心に計画を立てることをおすすめします!
札幌から旭山動物園までは公共交通機関を使って約2時間です。札幌からであれば日帰り旅行ができる距離と言えるでしょう。
しかし札幌から函館までは電車で3時間半以上かかります。交通費も1万円弱かかるため、コスパ的にもあまりおすすめできません。もし函館も巡りたいのであれば、函館をメインに3泊4日の北海道旅行がおすすめです!
車なしで2泊3日の北海道観光するための移動手段は?
札幌から小樽への往復にはJR北海道を利用しましょう。快速エアポートに乗車し、片道約40分で到着します。
一方で札幌から旭山動物園への移動には高速バスがおすすめです!また、旭川市内の移動にもバスを利用しましょう。北海道中央バスでは、札幌旭川間の往復乗車券と旭山動物園入場券のセット販売をしています。以下のリンクから詳細をご覧ください。
2泊3日の北海道観光で食べられる・札幌・旭川グルメは!?
北海道で食べられる人気グルメは紹介しきれないほどたくさんあります。その中でも特に筆者がおすすめしたいグルメは以下の3つです!
- 旭川ラーメン・札幌ラーメン
- 海鮮丼
- ジンギスカン
この3つについて詳しく紹介します。
旭川ラーメン・札幌ラーメン
北海道グルメといえばラーメンという人も多いのではないでしょうか。今回の観光ではみそ味の札幌ラーメン、しょうゆ味の旭川ラーメンが食べられます。
旭川では「あさひかわラーメン村」というラーメンスポットがおすすめです。また新千歳空港のラーメン道場では様々な北海道のご当地ラーメンを堪能できます。
小樽エリアでは必ず食べたい海鮮丼
小樽エリアを観光するなら、ぜひラ朝市やランチに海鮮丼を召し上がってください!どのネタも新鮮ですが、北海道で特におすすめなのがウニやカニです。
学生や予算を抑えたい人は3色丼+ウニといったメニューがお手軽価格で楽しめます。
筆者の経験から注意してほしいことは、お店によってネタの量にばらつきがあることです。皆さんにはぜひ満足していただきたいため、事前にお店をリサーチしましょう!
北海道といえばジンギスカン!!
札幌に行ったら必ず食べたいグルメはジンギスカンです。札幌は北海道の中でもジンギスカンの名店や老舗が多いのが特徴。
食べ放題を楽しめるお店もあり、子供連れにもおすすめです!休日で混雑することが予想されるため、事前にお店を予約しておきましょう!
北海道の札幌を中心に車なしで観光する2泊3日のモデルコースは!?
札幌を中心に旭山動物園や小樽を観光するモデルコースを紹介します。
1日目:札幌市内で王道観光しよう!
JRの快速「エアポート」に約40分乗車。
札幌駅周辺には徒歩で巡れる観光スポットがたくさんあります。筆者は「すすきの」や「大通公園」、北海道庁旧本庁舎などを巡りました。
その他にさっぽろテレビ塔や時計台など、時間の許す限り散策してみてはいかがでしょうか。
北海道グルメのトップバッターは札幌ラーメン!札幌駅周辺には名店が揃っています。
その中でも筆者は「らーめん 空」さんに訪問しました。皆さんにおすすめする札幌ラーメンの1つです!店選びの参考にしてくださいね!
【基本情報】
名称 | らーめん 空 本店 |
住所 | 北海道札幌市中央区南3条西5-20-2 |
電話番号 | 011-281-0085 |
営業時間 | [月〜木] 11:00~翌3:00 [金・土] 11:00~翌4:00 [日・祝] 11:00~翌1:00 |
アクセス | 地下鉄南北線すすきの駅から徒歩7分 |
白い恋人パークはお土産で有名な「白い恋人」を存分に体験できる施設です。白い恋人の製造ラインを見学できるだけでなく、お菓子作りも体験できます。「お絵描きコース」や「焼き上げコース(予約必須)」は子供連れも楽しめるでしょう。
白い恋人パークの庭園は記念撮影に適したスポットです。夏にはバラが咲き、冬にはイルミネーションが楽しめます。思い出に友達や家族と記念写真を撮るのも良いですね!
【基本情報】
名称 | 白い恋人パーク |
住所 | 〒063-0052 北海道札幌市⻄区宮の沢2-2-11-36 |
電話番号 | 011-666-1481 |
営業時間 | 10:00~17:00(16:00まで入館受付) |
入場料 | 高校生以上:800円(札幌市民は500円) 中学生以下:400円(札幌市民は300円) 3歳以下:無料 |
アクセス | 新札幌駅から東西線に乗車約35分→宮の沢駅より徒歩7分 |
1日目の最後はさっぽろテレビ塔で札幌の夜景を楽しみましょう。大通公園からテレビ塔の写真をとるもの良いですね。夏であれば、18時ごろは夕日と夜景を同時に見ることができます。
テレビ塔は22時まで営業しているため、先に夕食を済ませてからでも余裕持って向かうことができるでしょう。
【基本情報】
名称 | さっぽろテレビ塔 |
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目 |
電話番号 | 011-241-1131 |
営業時間 | 9:00~22:00(21:50最終入場) |
入場料 | 高校生以上:1000円 小・中学生:500円 小学生未満:無料 |
アクセス | 札幌駅から徒歩約15分 |
明日は日帰りで旭川に向かいます!ゆっくり休んでください!!
2日目:旭山動物園や旭川グルメを楽しもう!
「もぐもぐタイム」や「行動展示」で有名な旭山動物園。ホッキョクグマやペンギンなど、北海道ならではの動物をたくさん観察できます。
もぐもぐタイムの時間は当日の10時に公式サイトで発表されます。また行動展示は動物本来の野生部分を観察できるので必見です!
動物園を一通り回るための所要時間は2~3時間程度。子供連れの人にとってもちょうど良いボリューム感でしょう。
【基本情報】
名称 | 旭山動物園 |
住所 | 北海道旭川市東旭川町倉沼 |
電話番号 | 0166-36-1104 |
開園時間 | 夏期(4月下旬〜10月中旬):9:30〜17:15 夏期(10月中旬〜11月上旬):9:30〜16:30 ※最終入園は16:00まで 冬期(11月上旬~4月上旬):10:30〜15:30 ※最終入園は15:00まで 夜の動物園(2023年度8月10日~16日)午前9時30分~午後9時00分 ※最終入園は午後8時00分まで |
料金 | 高校生以上:1000円 中学生以下:無料 |
アクセス | 旭川空港から観光バス:35分(乗車代650円) 旭川駅から観光バス:40分(あさくるパス利用) ※旭川空港からの観光バスでは、あさくるパスは利用できません |
旭山動物園を楽しんだ後は旭川ラーメンを堪能しましょう!あさひかわラーメン村は旭川の名店が集結しているので、様々なラーメンを楽しめます。旭山動物園からバスで約30分で着くのでアクセスも良好です。
2日連続ラーメンは避けたい!といった人いらっしゃると思います。そんな人には「旭川しょうゆ焼きそば」や「塩ホルモン・トントロ」がおすすめ!
特に焼きそばは近年人気が急上昇しているB級グルメです。公式サイトもあるので興味がある人はぜひご覧ください。
【基本情報】
名称 | あさひかわラーメン村 |
住所 | 北海道旭川市永山11条4丁目119-48 |
電話番号 | 0166-48-2153 |
開園時間 | 11:00~20:00 |
料金 | 入場料無料 |
アクセス | 旭川駅(1条8丁目)から永山10条3丁目下車 約20分 |
北海道グルメの定番と言えばジンギスカン。特に札幌駅周辺にはジンギスカンの美味しいお店が揃っています。
筆者のおすすめは「だるま」や「松尾ジンギスカン」です。休日は1時間以上並ぶこともある名店なので、早めの訪問が良いでしょう。
松尾ジンギスカンでは予約ができますが、だるまはできないため注意です。
【基本情報】
名称 | だるま 本店 |
住所 | 北海道札幌市中央区南五条西4 クリスタルビル 1F |
電話番号 | 011-552-6013 |
営業時間 | 17:00~23:00 (L.O.22:30) |
アクセス | すすきの駅から徒歩7分 |
【基本情報】
名称 | 松尾ジンギスカン 札幌駅前店 |
住所 | 北海道札幌市中央区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビルB1 |
電話番号 | 011-200-2989 |
開園時間 | ランチ 11:00~15:00(14:30ラストオーダー) ディナー 17:00~23:00(22:15ラストオーダー) |
アクセス | 札幌市営地下鉄さっぽろ駅より徒歩3分 |
明日は小樽に向かいます!
3日目:札幌・小樽でおいしい海鮮丼を食べよう!
小樽は「旧国鉄手宮線」や「旧小樽倉庫」など小樽の歴史に触れられる観光スポットが多々あります。そんな風情のある小樽をぜひ散策してみましょう!
旧小樽倉庫は「小樽百貨UNGA↑」というお店になりました。ここでは小樽の歴史を取り入れた良品が販売されています。小樽の歴史や文化がいっぱい詰まった贈り物をこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
名称 | 小樽百貨UNGA↑ |
住所 | 〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目1番20号 |
電話番号 | 0134-65-8150 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
アクセス | 小樽駅から徒歩約10分 |
小樽でのランチは海鮮丼一択!北海道ならではのカニやウニを楽しめます。
筆者が訪問したお店は「小樽ポセイ丼 堺町総本店」です。3色+ウニ丼を頂きました。新鮮なネタにボリュームも十分、観光地にしては安く食べられたのでおすすめです!
他にも名店が揃っているのでぜひ事前にリサーチしておきましょう!
【基本情報】
名称 | 小樽ポセイドン 堺町総本店 |
住所 | 〒047-0027 北海道小樽市堺町4-9 |
電話番号 | 0134-61-1478 |
開園時間 | 11:00~18:00(L.O:17:30) |
アクセス | 小樽駅より徒歩20分 |
小樽に行って外せない観光スポットは小樽運河です。小樽運河にはクルージングができるアクティビティがあります。目線を変えて小樽の歴史やロマンを感じられるでしょう。
そんな運河クルーズは1時間ごとに運航しています。ナイトクルーズを楽しみたい人は、小樽観光を1日目や2日目に日程変更すると良いでしょう。
【基本情報】
名称 | 小樽運河クルーズ |
住所 | 〒047-0007 北海道小樽市港町5-4 |
電話番号 | 0134-31-1733 |
運航時間 | 11:00~19:30(日によって異なる可能性あり) |
料金 | デイクルーズ:中学生以上1800円・小学生以下500円 ナイトクルーズ:中学生以上2000円・小学生以下500円 |
アクセス | 小樽駅より徒歩10分 |
天狗山で見られる夜景は北海道3大夜景の1つです。旅の終わりにふさわしい景色でしょう。
実は山頂にはTENGUU CAFEというカフェがあります。夜景を見ながらのディナーもできるので、長く滞在しても飽きません。メニューも豊富で子供連れにもおすすめな観光スポットです。
名称 | 天狗山ロープウェイ |
住所 | 北海道小樽市最上2丁目16−15 |
電話番号 | 0134-33-7381 |
運行時間 | 2023.04.15(土)~ 2023.11.05(日) 上り09:00〜20:48 下り09:00〜21:00 |
料金 | 往復:大人1600円・小学生以下800円 片道:大人960円・小学生以下480円 |
アクセス | 小樽駅よりバスで約17分 |
お土産を忘れずに気をつけて帰ってください!
まとめ
今回は北海道の札幌を中心に、2泊3日で小樽・旭山動物園を観光するモデルコースを紹介しました。北海道の王道ともいえる観光スポットにグルメを十分に楽しめるコースです。
札幌や旭川は車なしで巡れて、かつ子供連れの人も楽しめる数少ない観光地の1つでしょう。この際に北海道への旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
また函館を観光したいと思う人は以下の記事もぜひ参考にしてください。
>>>函館を1泊2日で観光するモデルコース