香川県に位置する小豆島・直島。小豆島といえばオリーブ、直島といえばアートのようなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかしどちらの島も観光スポットが多く、どこを巡ればよいか迷ってしまいますよね。
今回は小豆島・直島の必ず行きたい観光スポットや2泊3日のモデルコースを紹介します。限られた時間内で充実した観光にできるよう、ぜひ参考にしてください!
直島・小豆島の魅力とは!?
直島の魅力は風情のある街並みに現代アートが融合した芸術の島であることです。美術館から宿泊施設まで各観光スポットにオシャレがたくさん詰まっています。このように非日常を体験できる島なので、海外からも注目されるようになりました。
一方で小豆島の魅力は海や山の自然スポットに代表的なオリーブ、映画のロケ地など様々な体験ができることです。特に小豆島・瀬戸内海を一望できる迫力のある景色を見れるスポットはたくさんあります。インスタ映えする写真をぜひとりにいってください!
ちなみに小豆島はアニメ「からかい上手の高木さん」の聖地としても知られています。そのアニメ見たことある!って思った人は聖地巡礼してみてはいかがでしょうか?
小豆島・直島のおすすめな移動手段は?
直島・小豆島に行くためにはフェリーか高速旅客船を使います。高松港⇔小豆島のフェリー便は1日15往復ですが、高松港⇔直島のフェリー便は1日5往復と少なめです。高松空港から高松港までのバス移動もあるため、飛行機の時間とフェリーの時間には特に注意して計画を立てましょう。
直島内のおすすめな移動手段は少人数であればレンタサイクル、子供連れであればレンタカーです。実は自転車を使えば1時間半ほどで島を一周できて、島の雰囲気をより感じられます。しかし子ども連れや体力に自信のない人にはレンタカーでの移動がおすすめです。自転車での移動を検討している人は事前に天気やルートを確認し予約をしましょう!
小豆島でのおすすめな移動手段はレンタカーです。島を車で一周するだけでも3時間はかかります。観光地もかなり散らばってバス移動はそこそこ不便に感じるでしょう。直島ではレンタサイクルで予算を抑え、小豆島でレンタカーを借りるのがベターです。
直島・小豆島で食べたいグルメとは!
直島と小豆島ならではのグルメ、行くからには気になりますよね。そこで今回は必ず食べたいご当地グルメを紹介します。
直島で食べたいご当地グルメは!?
筆者が一押しの直島グルメは以下の2つです。
- 直島カフェ「コンニチハ」
コンニチハは民家を改装した古民家カフェ。ランチやフェリーが来るまでのカフェとしての利用など、様々なシチュエーションに対応しています。海を望むことができて、美術家が作った小屋があるのが特徴。くつろぎながらアートも楽しめるカフェなので、ぜひ立ち寄ってください。
名称 | コンニチハ |
住所 | 香川県香川郡直島町845-7 |
電話番号 | 087-892-3308 |
営業時間 | 夏 だいたい 10:00~20:00 くらい 冬 だいたい 11:00~18:00 くらい 不定休 |
アクセス | 宮浦港から自転車で約15分 |
直島・小豆島の2泊3日モデルコースはこれだ!!
ここまで観光スポットやおすすめグルメを紹介しました。それを踏まえて今回は2泊3日のモデルコースを紹介します。直島と小豆島を移動する2日目は疲れをためないよう、余裕をもった行程にしました。ご自身の合うスケジュールにぜひアレンジしてみてください!
1日目
バスに乗って高松港へ向かいましょう。
※筆者の経験上、濃霧で遅延する場合あり。
あいすなおは海の家のような落ち着いた空間で、玄米料理を楽しめます。おすすめはヘルシーなのに満足感が高い「あいすなおセット」。もちもちの玄米と地元の食材が大好評です。自転車移動の人も多いので、ランチの利用にいかがでしょうか?
【基本情報】
名称 | あいすなお |
住所 | 香川県香川郡直島町761-1 |
電話番号 | 087-892-3830 |
営業時間 定休日 | 11:00~14:30(L.O.) 毎月曜・隔週火曜日(祝日の場合は営業) |
アクセス | 宮浦港から自転車で約15分 |
1998年に始まった家プロジェクトとは空き家をアーティストが改修し、家そのものを作品化したものです。地域住民と触れ合いながら完成させた家は、時間の重なりや直島の雰囲気を肌で感じさせます。観光客と住民の交流のきっかけにもなったプロジェクトを体験することで、きっと直島への愛着がわくことでしょう!
【基本情報】
名称 | 家プロジェクト |
住所 | 香川県香川郡直島町本村地区 |
電話番号 | 087-892-3223 |
開園時間 | 10:00~16:30 |
料金 | 1050円 |
アクセス | 宮浦港から自転車で約15分 |
見どころが沢山なので、2-3時間の滞在時間を確保しておきましょう。
先にチェックインしましょう!15:00からチェックインできます。
ベネッセハウスの宿泊者は23時まで鑑賞できます!
ベネッセハウスミュージアムは自然・建築・アートが融合した美術館です。展示コーナーという概念に縛られず、屋内に展示品が散っているのが特徴。実は屋外にも展示品が見られ、海を望めるシーサイドーギャラリーもあります。自然までもアートに取り込んだ非日常空間を楽しみましょう。
【基本情報】
名称 | ベネッセハウスミュージアム |
住所 | 香川県香川郡直島町 琴弾地 |
電話番号 | 087-892-3223 |
開園時間 | 8:00~21:00 |
料金 | 1300円(15歳以下・ベネッセハウス宿泊の人は無料) |
アクセス | 宮浦港から自転車で約20分 |
ベネッセハウスの宿泊者は23時まで鑑賞できます!
2日目
予約必須の人気美術館といえば地中美術館。名前の通り地中に埋められていますが、自然光が降り注ぐことで独特な雰囲気の漂う空間です。3名の作家の作品が安藤忠雄によって建てられた建物内に展示されています。鑑賞プログラムもあるのでぜひ検討してみてください!
【基本情報】
名称 | 地中美術館 |
住所 | 香川県香川郡直島町3449-1 |
電話番号 | 087-892-3755 |
開園時間 | 3月1日~9月30日 10:00~18:00 10月1日~2月末日 10:00~17:00 |
料金 | 大人:2100円 15歳以下:無料 |
アクセス | 宮浦港から自転車で約10分 |
ベネッセハウス宿泊者は8時からベネッセハウスミュージアムに入れるので、朝一で良ければより多くの観光スポットを訪問出来ます。
レンタカーを借りて、遅めのランチに行きましょう!
小豆島といえばオリーブと思いつく人も多いと思います。そんなオリーブやスイーツが特におすすめです。
小豆島ふるさと村では400年の伝統を持つ手延べそうめんを楽しめます。間食にオリーブオイルのかかったソフトクリームを食べるのもいいですね!道の駅なので食事以外にお土産の購入やカヤック体験もできます。クラフト体験やカヤック体験などアクティビティ体験をしたい人にはおすすめのスポットです。
【基本情報】
名称 | 小豆島ふるさと村 |
住所 | 香川県小豆郡小豆島町室生2084-1 |
電話番号 | 0879-75-2266 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
アクセス | 宮浦港から車で約20分 |
魔法のほうきを借りて風車の前で納得のいく1枚をとってください!夜のライトアップもおすすめですよ!
移動の疲れを癒してください!
3日目
潮見表を参考に行程をずらしてもいいです!ちなみに筆者が行ったときは写真のように砂の道が消えかかっていました。
小豆島の絶景スポットといえば寒霞渓。日本三大渓谷美の1つで瀬戸内海、小豆島全体に渓谷を一望できる最強スポットです。展望台だけでなくロープウェイでの移動中も景色を楽しめます。
筆者が皆さんにおすすめする観光時期は秋!ロープウェイから見える紅葉は都心では見れないほどの迫力です。夏の新緑もかなり綺麗で、移動時間があっという間に過ぎ去っていきます。
小豆島絶景スポットNO.1だと思うのでぜひ足を運んでください!
【基本情報】
名称 | 寒霞渓 |
住所 | 香川県小豆郡小豆島町神懸通168 |
電話番号 | 0879-82-2171 |
開園時間 | 3月21日~10月20日 8:30~17:00 10月21日~11月30日 8:00~17:00 12月1日~12月20日 8:30~17:00 12月21日~3月20日 8:30~16:30 |
ロープウェイ料金 | 往復大人:1970円 小学生:990円 片道大人:1100円 小学生:550円 |
アクセス | 土庄港から車で30分 ロープウェイ(こううん駅⇔山頂駅)約5分 |
ロープウェイ運休日など事前に確認していきましょう。
小豆島オリーブ園ではオリーブをふんだんに使った料理を楽しめます。レストラン「レストレア」では瀬戸内海を一望でき、ここでの食事は思い出に残ること間違いなしです。筆者が食べたパスタ料理はエキストラバージンオイルがかけ放題というサービス付き。オリーブオイル好きにはオススメのグルメスポットです!
【基本情報】
名称 | オリーブ園 |
住所 | 香川県小豆郡小豆島町西村甲2171 |
電話番号 | 0879-82-4260 |
営業時間 | 8:30〜17:00(年中無休) |
アクセス | 土庄港から車で約20分 |
1954年に上映された「二十四の瞳」の舞台となった小豆島。まさにこの映画村がロケ地として使われ、木造校舎や実際に映画で使われた様々な小道具などの展示品を見学できます。
映画館「ギャラリー松竹座」では映画二十四の瞳が常に上映されていて、昔の雰囲気を楽しめます。切符売り場も再現されていてタイムスリップしたかのような感覚を味わうでしょう。
瀬戸内海の絶景もあわせて楽しめます。木造校舎の中から海を背景に写真をとれば、SNS映え間違いなしです。昔遊び体験もでき、別途料金を支払うことで竹馬や自転車のリムころがしができます。ぜひ納得のいく1枚をカメラに収めてくださいね。
【基本情報】
名称 | 二十四の瞳映画村 |
住所 | 香川県小豆郡小豆島町田浦 |
電話番号 | 0879-82-2455 |
開園時間 | 9:00~17:00 |
入場料金 | 大人:890円 小学生:450円 |
アクセス | 土庄港から車で約55分 |
ギネスに認定された世界一狭い海峡にも足を運んでください!
キレイな夕日をぜひご覧ください!